災害時の口腔ケアについて

2018.12.26

　災害時には水不足などによりお口のお手入れが難しい場合も多く、
むし歯や歯周病の悪化、感染症や誤嚥性肺炎の危険性もあります。
今回はそんな災害時に可能な口腔ケアについてご紹介します。

災害時でも気をつけて！口腔ケアで感染症予防も

①お口の中を清潔に保つ

◆ ハンカチやティッシュなどを指に巻いてお口の中を拭く
◆ 舌を使って歯を拭う
◆ 食後に少量の水やお茶でお口をすすぐ

入れ歯の方は食後は極力はずし、ハンカチやティッシュで汚れを拭きとります。入れ歯をはずした後のお口の中は粘膜をハンカチなどで拭いましょう。

②食べ方を工夫する

◆ おやつをダラダラ食べない
◆ 食事の時間を決める

③唾液を出す

◆ よく噛んで食事をする
◆ ガムを噛む(キシリトール配合)
◆ 唾液線マッサージを行う　(耳の下から顎の下をやさしくマッサージ)

1．水（ペットボトルのフタ1～2杯程度）で歯ブラシを濡らし、歯をみがく

2．歯ブラシが汚れてきたらティッシュで汚れを拭き取り、これを２～３回繰り返す
3．最後にコップの水で数回に分けて口をすすぐ

VOICE ：非常用持ち出し袋にも歯ブラシや洗口液など、口腔ケアグッズを入れておくと安心です。