保険の入れ歯で本当に十分?メリットや自費の入れ歯との違いも
- コラム
こんにちは。千葉県松戸市「新松戸駅」「幸谷駅」より徒歩1分にある歯医者「新松戸歯科」です。
入れ歯の作製を検討している患者さんのなかには、ご家族や知人に「保険の入れ歯で十分だよ」といわれたという方がいらっしゃるかもしれません。
しかし「自費のほうがよいのでは?」と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実際に、保険のものと自費のもののどちらにするべきか悩む患者さんは少なくありません。保険のものと自費のものでは、特徴も費用も大きく異なりますので、ご自身の希望に合ったものを選ぶことが重要です。
そこで今回は、保険の入れ歯のメリット・デメリット、自費のものとの違い、入れ歯を選ぶときのポイントについて解説します。
保険の入れ歯のメリット

保険の入れ歯は使いにくいというイメージをお持ちの方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、保険の入れ歯にもいくつかのメリットがあります。メリットは、以下の通りです。
治療費を抑えられる
保険の入れ歯の最大のメリットは、やはり費用が抑えられることです。3割負担の場合、部分入れ歯では5,000円〜1万5,000円程度、総入れ歯では1万5,000円〜2万円程度で作製できます。
そのため「とにかく費用を抑えたい」「安く作れるものがいい」という方に選ばれています。
治療期間が短い
保険の入れ歯には、治療期間が短いというメリットもあります。部分入れ歯の場合、2〜4週間程度、総入れ歯の場合は4週間程度で作製できます。できるだけ早く歯を補いたいという方には大きなメリットといえます。
多くのクリニックで取り扱いがある
保険治療の入れ歯であれば、基本的に全国どこのクリニックでも作製可能です。保険診療の場合、費用は定められているため、どのクリニックを選んでも費用が大きく変わることはありません。
基本的な機能で困ることはない
保険の入れ歯の機能面に不安を抱いている方も多いのではないでしょうか。
しかし、保険のものだからといって、会話ができない・食べ物が噛めないということはありません。基本的な機能は果たせるように作られていますのでご安心ください。
保険の入れ歯のデメリット

保険の入れ歯には複数のメリットがありますが、デメリットも存在します。デメリットには、以下のようなものが挙げられます。
審美性が低い
保険の入れ歯は目立ちやすく審美性が低いというデメリットがあります。特に、保険の部分入れ歯は、隣り合う歯に金属のバネを引っかけて固定するため、口を開けたときに目立つことがあります。
そのため、入れ歯をしていることを周りに知られたくないという方にとってはデメリットとなるでしょう。
しっかりと噛めないことがある
保険の入れ歯には、基本的な機能は備わっています。
しかし、硬いものを噛む際にズレたり外れたりすることがあり、しっかり噛めないと感じることもあります。その結果、柔らかい物を食べる機会が増え、栄養バランスが崩れることも考えられるでしょう。
また、噛む力が顎の伝わらずに顎が痩せ、見た目の印象に影響することもあります。なお、保険の入れ歯はどうしても簡易的な型取りになるため、うまく噛み合わないケースも多いです。
耐久性が低い
保険の入れ歯はプラスチック製ですので、経年劣化によって変色したり変形したりしやすいという欠点があります。安く作れるというメリットがありますが、2年程度で作り直しが必要になるため、将来的にかかる費用も考えたうえで検討したほうがよいでしょう。
不衛生になりやすい
保険の入れ歯はズレやすいため、歯茎と装具との間に食べカスが入り込んで不衛生になりがちです。その結果、不快な口臭が発生することもあります。
周囲の歯に負担かかる
保険適用の部分入れ歯の場合、欠損した歯の両隣の歯に金属のバネを引っかけて人工歯を固定します。そのため、金属のバネを引っかけた歯に負担がかかり、健康な歯の寿命が短くなる可能性もあります。
保険の入れ歯で十分なの?

保険の入れ歯で十分かどうかは、患者さん自身のライフスタイルや求めるものによって異なります。見た目や噛みやすさ、話やすさなどを重視するのであれば、自費のものを検討したほうがよいかもしれません。
一方、費用や治療期間を最優先に考えるならば、保険適用のもので十分な場合もあります。
なお、入れ歯を作るのが初めての方は、装具にどのようなことを求めればよいのかイメージできないかもしれません。そのような場合には、まずは保険の入れ歯を作製し、数年間使用してみて、作り直しの時期が来たときに、どうするかを再検討するのも方法のひとつでしょう。
いずれにしても、入れ歯の種類で悩んでいる方は一度クリニックで相談してください。
自費の入れ歯との違い

ここでは、保険の入れ歯と自費の入れ歯との違いについてみていきましょう。
費用の違い
保険の入れ歯と自費の入れ歯の大きな違いとして、費用が挙げられます。保険適用の場合は、5,000円〜1万5,000円程度で作成できますが、自費のものは種類によって10万〜50万円程度かかることもあります。
見た目の違い
保険のものは使用できる素材が限られているため、どうしても審美性が劣ります。
一方、自費のものであれば、バネを使用せずに固定できるタイプの部分入れ歯を選択することも可能です。
フィット性の違い
保険の入れ歯はプラスチックでできており、フィット性に欠ける場合があります。
一方、自費の入れ歯はシリコン製などのものもあるため、フィット性を高めることが可能です。また、作製までの回数に制限もないため、より精巧に作り上げられることも自費の入れ歯の特徴です。
異物感の違い
保険適用の入れ歯であっても、患者さんのお口の中に合うように作製されます。
しかし、プラスチック素材の強度を高めるためにどうしても分厚い作りとなるため、異物感が強く出る可能性が高いでしょう。また、口の中でズレたり外れたりすることもあります。
一方、自費のものは薄く作れたり上顎にぴったりと吸着するものを選んだりもできるので、異物感を最小限に抑えられます。
治療期間の違い
保険診療の場合は、治療にかけられる時間に制限があります。作製工程にも決まりがあるため、入れ歯ができるまでの期間は2週間〜1ヵ月程度となることが一般的です。
一方、自費のものは制限がないため、丁寧な型取りや細かい調整を行いながら時間をかけて作製できます。自費の入れ歯の治療期間の目安は、2ヵ月〜3ヵ月程度です。
耐久性の違い
保険の入れ歯はプラスチック製ですので、耐久性はあまり高くありません。また、経年劣化によって摩耗しやすく、変色や変形を起こすこともあります。
一方、自費の入れ歯の場合、使用できる素材に制限がないため、耐久性の高い素材を選べば長く使い続けられるでしょう。
会話のしやすさ
先にも述べた通り、保険のものは分厚い作りをしています。そのため、舌の動きが制限され、話しにくいと感じる方も多くいらっしゃいます。
一方、自費のものは強度の高い素材を使用すれば薄く作れるため、発音に支障が出るリスクを軽減できるでしょう。
食事のしやすさ
プラスチック製の入れ歯は食べ物の温度を感じにくいため、食事が楽しめなくなったと感じる方もいらっしゃいます。
一方、自費の入れ歯は、熱伝導性に優れた金属素材を選べば、食べ物の温度をしっかりと感じられます。
保険の入れ歯か自費の入れ歯かを選ぶときのポイント

入れ歯を選ぶためには、患者さん自身のライフスタイルや希望に合ったものを選ぶのがポイントです。例えば、人と会話する機会が多い職業についている方は、会話のしやすいタイプや目立ちにくいタイプを選ぶのがよいでしょう。
一方、忙しくて治療に長い時間をかけられないという方や治療にかかる費用を抑えたいという方は、保険の入れ歯を選ぶとよいかもしれません。会話や食事は毎日の生活に直結するものですので、患者さんができるだけストレスなく快適に過ごせるものを選ぶことが重要です。
自費の入れ歯には、様々な種類があります。可能であれば、実際の装具を目で見て、手で触れて、どういったものなのかを確認するとよいでしょう。
まとめ

保険の入れ歯は、最低限生活に支障が出ないように作られていますが、患者さんによっては不便だと感じる可能性があります。
保険の入れ歯で十分かどうかは、患者さん自身のライフスタイルや求めることによって異なります。そのため、まずはご自身がどのように生活を送りたいかイメージすることが大切です。
入れ歯選びで悩んでいる方や入れ歯の種類について詳しく知りたい方は、クリニックへご相談ください。
入れ歯を検討されている方は、千葉県松戸市「新松戸駅」「幸谷駅」より徒歩1分にある歯医者「新松戸歯科」にお気軽にご相談ください。
当院は、虫歯・歯周病治療はもちろん、大切な歯を守るために予防歯科に力を入れております。他にも、ホワイトニングや審美歯科、入れ歯治療なども行っています。





