夏場に大切な水分補給
- コラム
皆さんこんにちは! 新松戸歯科のスタッフです。
梅雨が明け、真夏のような暑い日が続きますね。
暑くなると増えてくるのが熱中症。そして熱中症を予防するには、「水分補給」は欠かせません。
今回は、そんな水分補給を健康と紐づけて考えてみます。
水分補給のポイント
夏は大量に汗をかくことによって体の水分がとても不足します。そのことによって起きるのが脱水症状。
軽度では、口腔内の乾燥や喉の乾き程度で済みますが、重度になると意識障害やけいれんがおこり、命に関わるような危険な状態になることも有り得ます。
それを防ぐためにも水分補給は欠かせません。特に、「喉が渇いたなぁ」と思う前に、こまめに補給するのがポイントです。
しかし、水分であればなんでも良いわけではありません。補給時に意識したいのは下記のとおりです。
①糖分を摂りすぎない
一般的に、ジュースには大量の糖分が含まれていることをご存知ですか?
例えば、100mlあたりで、炭酸飲料には10.2g。オレンジジュースには11.0g。乳酸飲料には16.4gの糖分が平均的に含まれています。
スティックシュガー1本が約3gなので、100ml飲むごとにスティックシュガーを3本以上丸呑みしている、と考えると恐ろしいですよね。
喉が渇いているとついぐびぐび飲んでしまいたくなりますが、500mlのペットボトルで換算すると、急激に大量の糖分を摂取することになります。
糖分を摂りすぎると、ビタミンB1が不足し、疲労感やむくみ、集中力の低下をまねきます。せっかく水分を補給しても体調が悪くなっては元も子もありません。
また、大量の砂糖はむし歯や肥満、糖尿病の原因にもなります。たくさんジュースを飲んでしまいがちな季節にだからこそ、意識して欲しいポイントです。
②カフェインは避ける
カフェインには利尿作用があるので、カフェインが含まれた飲料を水分として補給しても逆効果になってしまう可能性があります。
適度な量であれば大丈夫ですが、カフェインに慣れていないお子さんや、既に脱水気味の時には特に注意が必要です。
また、短時間にカフェインを大量に摂取すると、脱水だけでなく、動悸や吐き気などの体調不良がおこる場合があります。
水分補給を目的として、カフェイン入りの飲料を選ぶことはオススメしません。
カフェインは主にエナジードリンクやコーヒー、紅茶や緑茶などに含まれています。
もしこれらを飲む場合には、水なども一緒に摂取すると良いでしょう◎
③アルコールは避ける
カフェインと同じく、アルコールにも利尿作用があるため、水分補給には不向きです。
また、アルコールは肝臓で分解されますが、この分解にも水分が必要なため、脱水症状を引き起こす可能性があります。
このようなことから、夏場にお酒を飲む時には特に注意が必要です。
アルコールと同じ量、出来ればそれ以上の水を一緒に飲むようにしましょう。
水分補給にオススメの飲み物
以上3つの観点から、水分補給には糖分、カフェイン、アルコールが含まれない飲み物が望ましいといえます。
具体的には水、麦茶やルイボスティーなどカフェインレスのお茶がオススメです。
なお、スポーツドリンクは、水分やミネラルを効率良く摂取することができるため、大量に汗をかいたり激しい運動をしたりした際にはオススメですが、日常的に飲むには少し糖分が高いです。飲みすぎには要注意です。
おわりに
いかがでしたか?
ただ水分を身体に入れれば良いのではなく、状況と体調に合わせて飲み物を選ぶことが大切です。
いよいよ夏本番! 健康的に水分を摂って、体調を整えていきましょう!
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