●現代人の「噛む回数」は大幅に減少現代の食事は調理方法の進歩や食材の開発によって、やわらかいメニュー(軟食)が中心となっています。そうした食生活は噛む回数が少なくて済みますが、歯やあごの骨の成長を阻害し、歯並びやかみ合わせを悪化させます。また、消化に悪く胃腸など消化器官にも負担をかけています。全身の健康増進のためにも、よく噛んで食事を行いましょう。 ①ストレスの解消脳内の緊張を和らげて情緒を...
口腔ケアグッズの違い、ご存じですか?むし歯や歯周病の原因は、細菌の塊(プラーク)です。予防には毎日 のセルフケアも重要となります。歯ブラシだけではみがけない部分はフロスや歯間ブラシなどの口腔ケアグッズを使い分けましょう。 フロス歯と歯の間(くっついている所)や歯と歯ぐきの境目に使います。 歯間ブラシ歯と歯のすき間がある所に使います。 ワ...
食事最初は食べづらいかもしれません。柔らかいものや小さく切ったものを食べ、徐々に硬いものへと慣らしていきましょう。時間をかけて、ゆっくり噛んで筋肉を鍛えていきましょう。 痛み入れ歯は完成してからも何度か調整が必要になることがあります。痛みがある時は、遠慮なく主治医にご連絡ください。 入れ歯の取り扱い入れ歯も自分の歯と同じように汚れがつきます。食後は必ず入れ歯を外して掃...
●口呼吸が癖になっていませんか?口呼吸はむし歯、歯周病のリスクを高めたり、口臭や歯並びを歪ませる原因になるなどのデメリットがあります。さらに口呼吸は、さまざまな体の不調にも関係することが分かってきました。●健康のためには鼻呼吸が重要本来、人間は鼻で呼吸するようにできており、鼻には呼吸に関連する機能が備わっています。まずは鼻にある鼻水が空気に湿り気を与え、体内に入る空気の温度を適切な状態にしてくれ...
お口の真ん中部分を大きく占めている舌。「舌の役割は?」とたずねられたら、一番多い答えは「味覚を感じること」かも知れませんが、舌にはそれ以外にも、いくつもの大切な働きがあるのです。 ●舌は働き者舌の代表的な役割を具体的にみていきましょう。 【味覚】 舌の表面には味覚を感じるセンサー「味蕾(みらい)」があります。味蕾は味細胞の集まりで、甘い、苦い、酸っぱい、しょっぱいなどを感じることができま...